百億の星にリリスは祈り 黄昏色の詠使い(8)

昨年出たやつですがようやく読み終わりました。途中シャングリラを挟んでしまったために間が空いてしまって設定忘れかけました(苦笑)。それぐらい前半部の設定語りが複雑で何度も読み直してしまいましたよ。調律者やらなにやらいきなり情報量が増えてもうなにがなにやら。。物語は佳境に入る一歩手前、準備段階という感じで前半の設定置きはともかくもクルーエルとネイトの気持ちをはっきりさせた所、サブメインともいえるエイダやイ短調メンバーの立ち位置、シャオ達当面の敵方の立ち位置がはっきりさせたところかな。一番熱かったのはなんといってもネシリスとファウマの戦いのところかな。これまで一番スポットがあたっていないなと思っていたネシリス、とそのパートナーのシャンテだったけど戦いの中でお互いの絆みたいなものが見えて。戦いもど派手で印象に残りました。物語は終局へと近づいています。何が正しいのか正しくないのか、自分がどうしたいのか何をすべきなのか。それぞれの決意は見えているので後は突き進むのみなのかな。

黄昏色の詠使いVIII 百億の星にリリスは祈り (富士見ファンタジア文庫)

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