許せる範囲が狭くなることへの考察。

最近友達と話していて「心が狭くなったかも」という話を聞いた。なんでも昔は許せていた事でも最近は許せなくなってしまいついつい怒りの矛先をその相手に向けてしまうということだった。確かに自分もそうなった思いはある。自分は基本的に人として(まぁこれも自分基準なのだけど)許せない行為を知り合いがしていたら結構文句を言うほうだったけど最近はそうすることが多くなったような気がする。しかしふと思ったのは「心が狭く」なったのではなくてそれは年を重ねる(経験と言ってもいいかもしれないが)うちにそれまで「まぁいいか」と思って流していた色々な物事がはっきり見えるようになりそれが自分の許せる範囲を超えることが多くなっただけではないか?という事。つまり、許せる範囲が狭まったのではなく物事が見えることによってその範囲に入りきらない事象が多くなっただけ。という事ではないだろうか。そう考えると「何も知らないことが幸せ」という言葉がなんだか身にしみるな、、、と思った。