あれから10年。。。

帰りに本屋によっていてふと目に付いた雑誌、「F1グランプリ特集」でアイルトン・セナの特集をやってのでついつい立ち読みをしてしまった。あれから10年も経つのか。。。セナがウォールに激突して逝ってしまった年、94年はまだ自分は高校生であのころはグランプリを毎回食い入るように見ていてチーム名もドライバーも、チームの歴史やドライバーのプロフィールまでもを暗記していた。F1のシーンにはセナがいてプロストがいて、マンセル、ベルガー、ピケなど多くの記憶に残るドライバーがいた。レースも毎回刺激的でファンタスティックでいてドラマチックだった。いくつもの伝統あるチームが撤退しまた新進気鋭の新チームが参戦もしていた。

そう。あのころのF1は自分の中で輝いている。
今のF1がまるで及ばないほどに。

本を読むのは途中でやめてしまった。なんだかあのころを思い出して悲しくなたからだ。なぜだかとても寂しい気持ちになった。それはきっとあの頃の、ひた向きにF1が好きだった頃の自分を思い出してしまったからだろう。

5月1日はセナが逝ってからちょうど10年だそうだ。そしてグランプリも期せずしてイモラGP。最近は全然見なくなったF1をちょっと見てみようと思う。10年前を邂逅しながら…。