ささくれ立った心に

一滴の笑いのねたを。
[日刊あなた]
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例

鳥羽沖でさいどている捕獲される

昨日、三重県鳥羽市の沖合いで、サンマ漁の網に幻の怪魚さいどているが掛かり、鳥羽漁港に運ばれた。先日から網を食い破られる被害が相次いでいたが、その犯人はこのさいどているだったようだ。長さ３ｍ、重さ500Ｋｇのさいどているを捕獲したこの道40 年の漁師、浦島亀吉さん（57歳）はその時の様子を興奮気味に語った。「さいどているが網ん中でサンマを食い荒らしとるのを見た時はそりゃぶったまげたで！　ワシの商売もんに何すんじゃーっ！と棒で頭をぶん殴ってやった。気がついたらぐったりと腹見せて浮かんどった。」　鳥羽水族館によると、さいどているはちょうちんアンコウの一種で、額からちょうちんのようなツノが生えているそうである。「でも浦島さんが棒で殴ったので、せっかくのちょうちんが折れてしまって・・」同水族館の研究員はとても残念そうに話した。息も絶え絶えで同水族館に保護されたさいどているだが、徐々に元気を取り戻しつつあるそうだ。さいどているはあと1ヶ月ほどでその珍しい姿を一般公開されるとのことである。 （by おばさん）