夏の世の幻

ようやく帰宅できた。帰りの道すがら、交差点の角で大人の靴と子供の靴がきれいに並べて脱ぎ捨ててあるのを見かけた。共に女性用だ。おいおいこれって・・・・何事も無かったように通り過ぎ、そして何度も見返した。よかった。。。まだ見えている。あれが途中で消えたりした日にはおいそれと眠れない、正に夏にふさわしい出来事になってしまうではないか。