ソフトを売ることはソリューションか

昨日、会社の会議に出た。会議の中で今度からソフトウェア販売を手がけるという説明があったのだけどその中で盛んに「ソリューション」という言葉が使われたのが妙に鼻に付き違和感を覚えた。「ソリューション」。ソフトウェア単体を売ることがソリューション足りえるのだろうか?我々の会社はSI会社でありそのソフトを取り入れたシステム・モデルを提案することがソリューションではないのだろうか。そう思って近場に居た先輩に「ソフト単体で売ってソリューションって変ですよね?」と聞いたら「まぁ物販は楽だから」と見当違いの答えが返ってきて少しがっかりした。ま、それはそれで一理あるけどSI会社として一つのソフト、一つの機能を売ることを「ソリューション」というのには僕には抵抗がある。ソフトウェア会社がある機能を持ったソフトを作成してそれをもってして「社会の要求(=機能)に対する我々のソリューション(答え)がこのソフトウェアです!」っていうのならいいんだけどねぇ。我々はSI会社なんだからもうちょっと広い目で見なければいけないんじゃないの?と思ったのであった。